失敗したら万歳!子どもが失敗したときは、○○を与えよう!

こんにちは!
なるみです!


ブログに訪問いただき
ありがとうございます。


さっそくですが…


失敗をしたとき
あなたなら
どんな言葉をかけられたいですか?


子どもはよく日常生活の中で
小さな失敗をしますよね。


いや、大人でもします。


・お茶をこぼす
・食べ物をこぼす
・物をこわす



こんなとき、
子どもにどう声をかけますか?


うちのADHD息子は
こんなの日常茶飯事でした。


数年前までの
冷酷ババァ時代のわたしは


「また?」
「何回目?」
「注意が足りなすぎだろ!」
「もういい加減にして!」


この四拍子を秒で言いくるめる
とんでもない母でした。


それを言い続けると
どうなるかわかりますか?


お茶を自分でつがずに
「お茶ついで」と
言うようになりました。


しまいには
「母さんお茶」
とパシリに使われるように。


そして、物をこわしたことを
隠すようになりました。



はい、これは完全にわたしのせいです。



責めすぎて、失敗を恐れ
怒られることから逃れたい




自分が何もしない方が
平和でいい。




そんな気持ちにさせてしまい
本来の息子らしい
積極性がなくなり


わたしの表情をうかがうように
なってしまったんです。


これは親として
望んだことではありません。


それに気づいたときに
たったお茶をこぼしたくらいで
なぜこんなに怒ってしまうんだろう…


自分の感情コントロールが
難しいのか?


いや、息子に対して
偉そうにする変な癖が
ついてしまっている。


小さな失敗くらい誰でもするし
なんならわたしも
お茶くらいこぼすときはある。


そもそも失敗の何が悪いのか?



そんなことを考え
めちゃくちゃ反省をしました。


ついつい責めることが
癖のように身に付いていたわたしは


責めないことを意識しました。


小さな失敗は誰にでもあること。
決して悪いことではない。
わざと失敗するわけでもない。


ならば
失敗したときこそ
安心感を与えることで


もっとおおらかに
自分の失敗を受け入れられる。


そして失敗を恐れずに
息子らしい振る舞いができる。


そう気づいたんです。


起きてしまった小さな失敗に対して
少しずつ寛大になれたわたし。


お茶をこぼすと
息子がすぐわたしの顔を見る
その時に普通のテンションで


「大丈夫大丈夫、拭いたらいいやん」


これが言えたとき。


息子が自ら
布巾を持ってきて
自分で拭きあげ


「ゴメーン」と
自然と謝ることが
できたんです。



起きてしまった失敗を責めず
次の行動のアドバイス!


ポイントは2つです。



①不機嫌な表情をしない



これ超大事です!


子どもが失敗したときに
またやってしまった…
怒られる…


と思うようになり
身を固めてしまいます。


うちはまさにこれでした。


子どもがお茶をこぼす→
母が責める→
顔見て逃げる。


食事中なら食事どころじゃなくなり
いいことひとつもありません。


ついつい無意識に
表情に出ちゃうようなら


少し意識してみた方が
いいかもしれません。


舌打ちはもってのほか
威圧的な態度は
子どもを委縮させるだけです。


子どもは小さな失敗を
繰り返すもの。



そう割り切ってみると
いいかもしれません。


幼い頃靴が左右反対だったり
食べこぼしが多かったり


そんなかわいいミスは
成長と共になくなって
いきましたよね?


だから、小さな失敗は
親がとやかく指導しなくても
なくなっていくものです。



②「大丈夫大丈夫」



「大丈夫」この言葉って
いろんな場面で救われませんか?


これを2回繰り返し言うことで
ホッと安心感が生まれます。


そもそも先に言ったように
わざと失敗しているわけではありません。


それを理解してあげると
せめる必要は一切ないですよね。


注意力に欠ける
ADHDの子どもは


日常生活で小さな失敗を
たくさん繰り返してしまいます。


「また?」
と言いたくなるのも
わかります。


しかし、
そこを責めれば責めるほど


自分に自信をなくし
こころ塞いでいきます。


「自分は何やってもダメだ…」


これは、親として望んだことですか?



だからまずは
親が理解してあげる必要があります。


「大丈夫大丈夫」
この安心感を与えてあげることで
失敗した後の行動が身に付きます。


「大丈夫?」
これではありませんよ!
心配はいりません。



「大丈夫大丈夫」



これで失敗は怖くありません。


当然ながら親の方が経験が豊富な分
気を付けたいことや
失敗しそうなことがわかってしまいます。


だからと言って
子どものためにと先回りするのも
おすすめしません。


失敗はしてなんぼです。


失敗した後の行動や
次へのステップを学べる
いいチャンスでしかありません。


失敗はしてはいけない
ではなく
失敗はしても大丈夫



これが子どもに伝えられる親に
なれると万歳ですね!



これで小さな失敗に
いちいち突っこみを入れる
ガミガミ母さんから


卒業できそうですね!


自分は子どもの頃
どうだったっけ?


そう振り返ることを
わたしは大切にしています。


小さな失敗をしたとき
どう声かけられたら
安心できるか?


それは
「大丈夫大丈夫」
これ以上の言葉はありません。


また未来は明るくなりそうですね!


最後まで読んでいただき
ありがとうございます。


なるみ


p.s


なるみの公式LINEでは
子どもと信頼関係を築く“コツ”などを
発信しています。


皆さんの日常に
笑顔が溢れることを願っています。

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プロフィール
ADHD12歳の母
narumi

ADHDの息子との生活の中で、自分が経験した全てを話します。
ハチャメチャな日々の中で、少しずつ気づけた息子のいいところ。
そして芽生えた信頼関係。
療育とは、こころからの愛情であると気づいたあの日から、明るい未来が見えてきました!

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発達障害と息子とわたし