凸凹っ子が発する暴言は、信頼関係をつくるチャンス!まず親が心得ることは○○○こと

こんにちは!
なるみです!

ブログにご訪問いただき
ありがとうございます。

今回のテーマは
暴言に対して
どう心得るかを話します。



「子どもが、癇癪起こすと暴言吐くんです。」



っていう経験ありませんか?

わたしは、息子が一年生のとき
思いっきり吐かれました。



「死ね!!!」と。



それはそれは超絶ショックでした。
そんなこと言うか?と

「意味わかってんの?」

と取り乱して追いつめました。


そんな暴言は、人生で初めて言われ
強烈なインパクトでした。


シチュエーションはというと…


息子のわがままに苛立つわたし
VS わがままを通したい息子



息子は、夕方の眠気と戦いながら
わたしに暴言で挑んできました。

この頃はまだ
息子に振り回されぎみのわたしは

何かにつけて応戦するクソババァでした。

とにかくすぐには許せませんでした…。


熱も冷めやらぬうちに
こんこんと説教じみたことを
息子に伝えては


「わかった?」
「ねぇ、本当にわかった?」


と何度も確認する。
そんな対応しかできず


言ってしまった息子の
気持ちを差し置いて…


発する言葉にばかり
注目してしまいました。



「死ね」「殺す」は
絶対に言ってはいけません!




何度も何度も言い聞かせました。


だって、学校のお友達や
知らない大人に言ってしまったら
大変ですよね?


学校で強烈な暴言を吐いてしまうと
嫌われちゃいますよね?
危険人物扱いされちゃいますよね?


ますますお友達ができなくなって
孤独になっちゃいますよね?



そういう心配ばかりがよぎり
とにかく暴言をやめさせたい
一心でした。


言ってしまった言葉にばかり
注目してしまい


言った後の息子の気持ちは
わからぬまま。


息子の気持ちは聞けぬまま。


本当に冷たい母親でした。


息子はそれからも癇癪を起こすと


「死ね!!!」「出ていけ!」


泣きながら叫ぶ感じで
暴言を吐き続けました。


何度説教しても…


同じことの繰り返し。


ある日…
どういう気持ちで言ってんのかな?
素朴な疑問を率直にぶつけてみたんです。



十分にクールダウンした後に


「どういう気持ちで言ってる?」
「言ってる自覚ある?」


すると息子は


「思ってもないこと言ってごめんね、母さん」


とてもとても辛そうに泣きつきました。


「言っちゃダメだとわかってるけど
言ってしまう…」
「本当は言いたくない」

とまで話してくれました。

放つ言葉の意味もわかってそう…
言ってはいけないこともわかってそう…


今まで気持ちを聞いてあげられなかった。

自分にも余裕がなかった。

真剣に腹立ってしまっていた。


これを悔いた瞬間でした。



もちろん言ってほしくないのは
変わらない事実ですが


息子なりの表現方法の一つであって
「わかってよ!!!」
の変換だろうと解釈しました。


深い意味はない。
短い単語で言いやすい。
勢い任せで半分自覚なし。


こんな感じだろうと
ざっくり捉えました。


でも、また暴言は繰り返す。


そして息子自身が自己嫌悪になる。


わたしは、暴言に反応するのを
やめました。


もうわたしは暴言に
慣れてしまおう!


そう考えたんです。


これが簡単そうで、難しかったんですが


言いたくないことを
言ってしまう息子は
言ってやったぜ!

みたいな顔は一切しておらず

本当に辛い顔していました。

「母さんに死んでほしくないのに」



ならば暴言を吐いたときは
母さん知らん顔するね!




って宣言したんです。



「本当は言ってほしくないよ」
「言われたら悲しくなるよ」

これを、常に伝えることは
忘れませんでした。


暴言がひどくなっていったら
どうしよう…

お友達に言ったりしたら
どうしよう…


すごく悩ましかったんですが
お友達に暴言を吐くことは
ありませんでした。


それから段々と暴言を吐く
パターンもわかってきて


暴言を吐くに至らないように
根本を改善したり
試行錯誤していくうちに


少しずつ暴言は減っていきました。


誰にでも暴言を吐くことはなく
信頼する大人だけに


力込めて暴言を吐くことにも
気づきました。


暴言は息子にとって
最大の訴えなんです。



でも暴言を吐かれたからと言って


ビビってはいけません。

泣いてもいけません。

悲しい顔をしてはいけません。

言われた瞬間は「無」になってください。


暴言を吐いたことによって
子どもの願いが叶う世界は避けましょう。



とにかく「無」です。



話をするなら、
十分にクールダウンした後が
スムーズです。


子どもの気持ちを十分に
聞いてあげましょう。


ちゃんと話せた。
そのことだけで落ち着いた!
なんてことも全然あります。

なぜあんなに取り乱したんだろうと

子どもが我に返ることもあります。


暴言に対しての対応は
簡単そうで難しいですが


一旦慣れる。

真に受けない。

反応しない。


これで、本当に改善されるの?
と不信感たっぷりですよね?


その後の会話が大事なんです!


ちゃんと話しましょう。
ゆっくり、簡潔に。


暴言=思春期
そんなイメージありますが

絶賛、思春期突入中の息子は
今では暴言吐かなくなりましたよ!


ADHDの子どもは暴言吐きがち。
みたいに言われちゃいますが



それは、衝動性からくるもの。


だとしたら、自己コントロールが
だいぶうまくなったのかな。


暴言を吐かれた瞬間は「無」。


何度も言いますが



ビビらない
悲しい顔をしない
涙を流さない



わたしの失敗は



「わかった?」
「言葉の意味知ってる?」
「もう言わないって約束よ!」




これを繰り返しても意味なしです。


こんこんと説教するのではなく
子どもの気持ちに寄り添う。


これが暴言を吐かなくなる
最も善い対応でした。


子どもの成長はあっという間な反面
ものすごく根気強く気長に
伝え続けなければいけないことも。


「本当は言いたくない…」


この気持ちをまずは
信じてあげませんか?



そうすると
お互いが救われるときがきますよ。



話してくれたときは
「話してくれてありがとね」
の言葉を添えることで




信頼関係にもつながった気がします。



暴言に悩み
こんな子に育ててしまった…
親として失格なのでは?


そんな思いを一人で抱えないでください。


あなたは、十分立派なお母さんです。


その悩みを持つことが、
正真正銘の
立派なお母さんです。


子育ては、試行錯誤の繰り返しです。


一緒に笑顔になれる方法を
探していきましょう!



最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

p.s

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笑顔が溢れることを願っています。

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なるみ

プロフィール
ADHD12歳の母
narumi

ADHDの息子との生活の中で、自分が経験した全てを話します。
ハチャメチャな日々の中で、少しずつ気づけた息子のいいところ。
そして芽生えた信頼関係。
療育とは、こころからの愛情であると気づいたあの日から、明るい未来が見えてきました!

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発達障害と息子とわたし